上岡榮信（うえおかしげのぶ） 1949年6月1日愛媛県伊予市生まれ。
1968年松山市愛媛県私立愛光学園高校から東京都世田谷区の世田谷学園高校に転校。
1970年大阪万国博覧会の案内・同行からフリーランス英語通訳業務を始める。
1984年までは、訪日外国人の英語通訳として、輸出企業の招待ディラー、ジャーナリスト、訪日交響楽団、視察調査団を担当。ロリンマゼール、カラヤン、バーンスタイン、本田宗一郎氏、松下幸之助氏などに接した記憶は鮮烈であり、日産自動車、本田技研工業、小松製作所、京セラ、クボタ、アマダ、キャノン、ニコン、ソニーなどの企業から学ぶ機会は貴重であった。
1985年以降は海外の高齢者福祉・施設の視察研修（延べ60回）を朝に、自動車、大学、研究所、病院、不動産、金融、ホテル、郵便局、ウオーターフロント開発、コンテナターミナル、リゾート開発、マンション、ビルデイング設計、施工、運営管理、不動産証券化、燃料電池などの分野の海外視察研修の訪問先選定、折衝コーディネート、同行通訳を300余回。
日本企業に勤務することはなかったが、グローバル企業を訪問し、通訳業務を通して、科学社会開発、各国政府、自治体、老人施設・住宅を目にして、情報、知識、データ、知見、人脈を養ったことは幸運であり、大きな収穫であった。
2010年60歳、還暦の年に現在の一般社団法人を開設、老人ホーム入居支援サービス開始。
以来毎年、あらゆる種類の高齢者介護施設、住宅を訪問、評価、格付け、それらの結果から厳選優良ホームを選び、2019年に40法人、40施設を掲載した『安心・快適高齢者施設ガイド2019』を日本経済新聞出版から、上梓。コロナ禍が納まりを見せた今年2月同じ、出版社から2022年版を出版、今回は、124法人、157施設、300件の表示で厳選優良ホームを公表。
新たなライフステージ別カテゴリーの表示を開発し、300件の告知は金字塔であったが、広告収入に依存する出版の限界と発売時降格、資格停止法人2社、4施設のお詫びと訂正を入れたことは墓標でもあった。2023年度からは、ミシュランのレストランガイドのような形態を考慮中。
