『特選老人ホーム』のお探しはこちらをクリック!!

ホーム探しは3ヶ月から半年かけ少なくとも6か所以上見学しましょう

当方の「一般社団法人有料老人ホーム入居支援センター」には、さまざまな相談者が、いろいろなニーズや希望、好み、趣味に合った介護施設や、高齢者向きの住宅などを探しに訪れます。今回は、その結果、どのようなホームに入居したか、を紹介しましょう。

紹介先老人ホームはどの形態?

まず、当センターにホーム探しの依頼があってから、入居契約に至るまでの期間、時間についてお話しします。病院やリハビリセンターから退院後に入居する場合、2 ~3週間以内で決めて契約、入居となるケースもありますが、普通は3カ月から半年をかけ、少なくても6~8カ所、多い時は10~20カ所の施設を見学。環境や施設の雰囲気、スタッフの動き、部屋の広さ、食事内容などを比較検討し、絞り込んでおきます。契約・入居は1年後という人もいます。時には3年くらいかけて探す人もいます。直近2年間に当センターを訪れた100組が入居した施設、ホームの種類は、次の6つに分かれます。 

・「特別養護老人ホーム」に4組
・「ケアハウス」が2組
・「自立 型・健常型」と呼ばれるタイプには6組
・「サービス付き高齢者向け住宅」に5組
・「住宅型」と呼ばれるタイプに31組
・「介護付き有料老人ホーム」には、最多の40組

残る12組は検討中です。

当センターの評価・格付け・お勧めの基準は表示や名称ではなく、実質的にスタッフの人数が入居者数の8割を超え、スタッフの定着率の高いホームです。なかには首都圏で入居一時金が3~5億円というホームを選んだ人もいますが、逆に当センターで探し、勧めた最も低額なホームは、食事も介護保険の1割負担も含めて、1カ月、12万5000円(入居金、敷金なし)という良心的な物件でした。

低予算で良いホームはある?

これは東京で働く女性から、北海道に住む父親(介護度3)に「東京近郊のホームに住んでほしいから」と相談されたケース。 ただ、「父親の年金に自分の給与を補充した分しか出せません。何とか13万円くらいで探してくれませんか?」という、なかなか手厳しい(?)依頼だったのです。

人脈とアンテナを駆使して、条件に合う施設を、ついに見つけました。それも、ただの「安かろう、悪かろう」物件ではなく、「やむを得ず低額のホームにしか入れない方のために、造りました」という経営者には、頭が下がりました。同時に、「老人ホームウォッチャー」冥利に尽きる思いがした瞬間でした。

*日刊シニア 2019年6月4日掲載

知り合いに知らせる
目次