2023年9月某日「インディアンスヴィレッジ成城西」を当社スタッフと訪問しました。
小田急線喜多見駅から徒歩3〜4分と好立地にある全67戸のいわゆる「シニアマンション」。
シニアマンションは簡潔に言うと「有償で食事などのサービスが付いてくるマンション」。インディペンデンスヴィレッジ成城西も駅前とは思えない立派な食堂を備えている。
『マンション』という名の通り「購入」することが前提。しかし、これは資産となる。そのため、これを必要無くなった時は「売り」に出すことが可能だ。老人ホームによくある「入居金」という概念はない。
一般的な部屋でも夫婦2人で生活するには十分な広さがある。
他の一般的なマンションと大きな違いはないが、収納が多いのは特徴的だ。
他に共有浴場(男女別)・リハビリ訓練スペース・理美容ルームなどがある。
あくまで「マンション」であるため、一般社会と同じように入居者は自由に生活している。マンション内に一つのコミュニティがあり、それがシニアサービスに特化している、という感じだろう。
介護が沢山必要になった場合や認知症が悪化して自室に戻れないなど介護度が上がった場合には住み替えが必要になることもあるが、このマンション内で看取りをされた方も複数名おられる。その際は外部の医療機関や訪問看護・介護を利用することになる。
24時間スタッフが常駐し、困ったことがあればすぐに相談できる。また、もしもの場合の救急対応(救急車の同乗も含む)も行ってくれる。
今回案内して頂いた春藤代表取締役は社会福祉士資格を持っており、介護について詳しい。春藤さんの細やかな気遣いが随所に感じられるサービスの仕組みになっている。
これまで複数名の入居相談者を紹介させて頂いたが、相変わらずコストパフォーマンスの非常に高い高齢者施設である。そのホスピタリティはすぐに真似できるような形ではない。長年試行錯誤してきた結果であり、今現在も更に良くしようと日々工夫している。